![]() 周波数選択的ベースバンドを使用する変復調装置、及びこれを利用した送受信装置
专利摘要:
人体を媒質とする通信方式において、伝送データビット数を増加させて伝送データレートを向上させ、使用者及び他の電子機器から引き起こされる強い干渉を低減するだけでなく、低電力かつ安定した人体通信を可能にする、周波数選択的ベースバンドを使用する変復調装置、及びこれを利用した送受信装置を提供する。本発明による周波数選択的ベースバンドを使用する変調装置は、提供されるシリアルデータを(M+1)ビットのデータ入力ビットにパラレル変換して出力するシリアル−パラレル変換部と、周波数拡散に使用される2のN(Nは陽の整数)乗個の全体拡散符号を2のM(M<N、Mは陽の整数)乗個の数字単位で分けた複数のサブグループからいずれか1つのサブグループを選択し、前記Mビットのデータ入力ビットに対して、前記1つのサブグループに該当する2のM乗個の拡散符号及び前記2のM乗個の拡散符号をビット循環シフトした拡散符号からいずれか1つの拡散符号を選択して出力する周波数選択的スプレッダとを含む。 公开号:JP2011514115A 申请号:JP2010550582 申请日:2008-10-24 公开日:2011-04-28 发明作者:ソン;ウォン カン、;テ;ウク カン、;キュン;スー キム、;ジュン;ブン キム、;ジン;キュン キム、;ソン;ウン キム、;ジェ;ホン シム、;キ;ヒュク パク、;ヒュン;イル パク、;チャン;ヒー ヒョン、;ジュン;ファン ファン、;ヘイ;ジン ミョン、;イン;ギ リン、 申请人:韓國電子通信研究院Electronics and Telecommunications Research Institute; IPC主号:H04B13-00
专利说明:
[0001] 本発明は、周波数選択的ベースバンド(Frequency Selective Baseband)を使用する変復調装置、及びこれを利用した送受信装置に関し、より詳細には、人体を媒質とする人体通信システムにおいて、他の帯域に比べて人体周辺の雑音電力が集中しているDC〜5MHzの周波数帯域を避け、人体が導波管の役割を果たして伝送される信号の強度が人体外に放射される信号の強度より大きい周波数帯域までの限られた周波数帯域を選択的に使用する変復調装置、及びこれを利用した送受信装置に関する。] 背景技術 [0002] 人体通信とは、導電性を有する人体を通信チャネルとして使用して人体に接続されている機器間で信号を伝達する技術をいうものであり、個人用の携帯情報端末(PDA)、携帯型パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、MP3プレーヤ、携帯電話などの様々な携帯機器間の通信、及びプリンタ、テレビ、出入システムなどの固定された機器との通信が使用者の簡単な接触だけで行われる技術である。] [0003] 現在、人体通信方法としては、限られた通過帯域を使用する技術と、固有の使用者IDを使用するスクランブル、チャネル符号化、インターリーブ、及びスプレッドなどを用いる方法が提案されている。] [0004] しかしながら、このような人体通信方法では、限られた周波数帯域を使用するために、ほとんどの通信システムで使用する中間周波数(fc)を有する通過帯域を使用する。これにより、前記通信システムは、デジタル−アナログ変換器、アナログ−デジタル変換器、中間周波数変換器などのアナログ送受信端を必要とし、低電力化面で欠点を有する。] [0005] また、現在の人体通信方法は、プロセスゲインのための時間軸/周波数軸拡散方法による限られた周波数帯域により、伝送データレートの増加やより安定したデータ送受信において非効率的であるという問題を有する。] 先行技術 [0006] 韓国特許公開公報許2001-0102879号] 発明が解決しようとする課題 [0007] そこで、既存の人体通信方法の問題を解決するために、本発明は、周波数選択的ベースバンド伝送技術又は周波数選択的拡散符号技術を用いて、周波数選択性とプロセスゲインを改善し、伝送データレートを増加させることのできる、周波数選択的ベースバンドを使用する変復調装置及びこれを利用した送受信装置を提案しようとする。] [0008] また、本発明は、複数の使用者が存在する環境で使用者相互に干渉し合わないだけでなく、他の電子機器から引き起こされる強い干渉があっても安定した通信の実現が可能であるとともに、限られた周波数帯域の使用及び低電力化が可能な、周波数選択的ベースバンドを使用する変復調装置及びこれを利用した送受信装置を提案しようとする。] 課題を解決するための手段 [0009] 上記課題を解決するための手段として、本発明の一実施形態による伝送データレートが向上した周波数選択的スプレッダは、N(Nは陽の整数)ビットの入力データを出力するNビットカウンタと、M(M<N、Mは陽の整数)ビットのデータ入力ビット、(N−M)ビットの周波数選択制御ビット、及びオフセット入力ビットの入力を受けて所望の周波数帯域を選択する減算器と、前記(N−M)ビットの周波数選択制御ビットと前記Mビットのデータ入力ビットをグレーインデックス(Gray indexing)するための(N−1)個の第1論理和演算器(XOR)と、前記Nビットカウンタの出力、前記(N−M)ビットの周波数選択制御ビット、及び前記(N−1)個の第1論理和演算器(XOR)の出力ビットを論理積(AND)演算するためのN個の論理積演算器(AND)と、前記N個の論理積演算器(AND)の出力を論理和(XOR)演算するための第2論理和演算器(XOR)と、前記第2論理和演算器(XOR)の出力をビット循環シフトするビット循環遅延器と、前記第2論理和演算器(XOR)の出力又は前記ビット循環シフトされた前記第2論理和演算器(XOR)の出力のいずれか一方を選択して出力するMUXとを含む。] [0010] 前記周波数選択的スプレッダは、(M+1)ビットのデータ入力ビットの入力を受けることが好ましい。] [0011] 前記ビット循環遅延器は、前記第2論理和演算器(XOR)の出力である2のN乗個の拡散符号に対してそれぞれビット循環シフトを行って、伝送データビット数を増加させることが好ましい。] [0012] 前記MUXは、前記(M+1)ビットのデータ入力ビットのうち追加の1ビットの入力ビットにより、前記第2論理和演算器(XOR)の出力及び前記ビット循環遅延器の出力のいずれか一方を選択することが好ましい。] [0013] 一方、本発明の一実施形態による周波数選択的ベースバンドを使用する変調装置は、提供されるシリアルデータを(M+1)ビットのデータ入力ビットにパラレル変換して出力するシリアル−パラレル変換部と、周波数拡散に使用される2のN(Nは陽の整数)乗個の全体拡散符号を2のM(M<N、Mは陽の整数)乗個の数字単位で分けた複数のサブグループからいずれか1つのサブグループを選択し、前記Mビットのデータ入力ビットに対して、前記1つのサブグループに該当する2のM乗個の拡散符号及び前記2のM乗個の拡散符号をビット循環シフトした拡散符号からいずれか1つの拡散符号を選択して出力する周波数選択的スプレッダとを含む。] [0014] 前記周波数選択的スプレッダは、前記Mビットのデータ入力ビットに対応するインデックス値に該当する1つの拡散符号を選択し、前記1つの拡散符号及び前記1つの拡散符号をビット循環シフトした拡散符号から追加の1ビットを用いて選択して、伝送データビット数を増加させることが好ましい。] [0015] 前記周波数選択的スプレッダは、前記選択された1つのサブグループに該当する2のM乗個の拡散符号のインデックスに入力パラメータでオフセットを与え、拡散される全体周波数帯域から所望の周波数帯域のみを選択することが好ましい。] [0016] 前記周波数選択的スプレッダは、Nビットの入力データを出力するNビットカウンタと、Mビットのデータ入力ビット、(N−M)ビットの周波数選択制御ビット、及びオフセット入力ビットの入力を受けて所望の周波数帯域を選択する減算器と、前記(N−M)ビットの周波数選択制御ビットと前記Mビットのデータ入力ビットをグレーインデックスするための(N−1)個の第1論理和演算器(XOR)と、前記Nビットカウンタの出力、前記(N−M)ビットの周波数選択制御ビット、及び前記(N−1)個の第1論理和演算器(XOR)の出力ビットを論理積(AND)演算するためのN個の論理積演算器(AND)と、前記N個の論理積演算器(AND)の出力を論理和(XOR)演算するための第2論理和演算器(XOR)と、前記第2論理和演算器(XOR)の出力をビット循環シフトするビット循環遅延器と、前記第2論理和演算器(XOR)の出力又は前記ビット循環シフトされた前記第2論理和演算器(XOR)の出力のいずれか一方を選択して出力するMUXとを含むことが好ましい。] [0017] 前記MUXは、前記(M+1)ビットのデータ入力ビットのうち追加の1ビットの入力ビットにより出力ビットを選択して、伝送データビット数を増加させることが好ましい。] [0018] 一方、本発明の一実施形態による周波数選択的ベースバンドを使用する復調装置は、送信側で変調された伝送データを受信した場合、周波数拡散に使用される2のN(Nは陽の整数)乗個の全体拡散符号を2のM(M<N、Mは陽の整数)乗個の数字単位で分けた複数のサブグループのうち変調時に使用された1つのサブグループに該当する拡散符号及び前記拡散符号をビット循環シフトした拡散符号と前記伝送データの相関値を計算して、前記伝送データの変調時に選択された拡散符号を検出してインデックス値を求め、前記インデックス値に対応する(M+1)ビットのパラレルデータを出力する周波数選択的デスプレッダと、前記(M+1)ビットのパラレルデータをシリアルデータに変換するパラレル−シリアル変換部とを含む。] [0019] 前記周波数選択的デスプレッダは、前記(M+1)ビットのパラレルデータとして、前記相関値が最も大きい値に対応する拡散符号に該当するインデックス値を出力することが好ましい。] [0020] 一方、本発明の一実施形態による周波数選択的ベースバンドを使用する変調装置を利用した送信装置は、フレーム同期のためのプリアンブル及び伝送するデータに関する制御情報からなるヘッダを生成するプリアンブル及びヘッダ生成部と、前記伝送するデータをシリアルデータで出力するデータ生成部と、前記データ生成部から出力されたシリアルデータをスクランブルするスクランブル部と、周波数拡散に使用される2のN(Nは陽の整数)乗個の全体拡散符号を2のM(M<N、Mは陽の整数)乗個の数字単位で分けた複数のサブグループから使用する1つのサブグループを選択し、前記選択された1つのサブグループの2のM乗個の拡散符号及び前記2のM乗個の拡散符号をビット循環シフトした拡散符号からいずれか1つの拡散符号を選択して出力する周波数選択的変調部と、前記生成されたプリアンブル、ヘッダ、及び前記選択された1つの拡散符号をデジタル信号に多重化して伝送する多重化部とを含む。] [0021] 前記プリアンブル及びヘッダ生成部は、フレーム同期の取得のために設定された初期値にセットされて一定の長さのプリアンブルを生成するプリアンブル生成器と、前記伝送するデータに関する制御情報を所定のヘッダフォーマットにしてヘッダを構成するヘッダ生成器と、前記ヘッダフォーマットで構成されたデータをヘッダチェック数列(HCS)に生成するHCS生成器と、前記生成されたプリアンブル及びヘッダを拡散させるスプレッダとを含むことが好ましい。] [0022] 前記周波数変調部は、前記データ生成部から出力されるシリアルデータを(M+1)ビットのデータ入力ビットにパラレル変換して出力するシリアル−パラレル変換部と、周波数拡散に使用される2のN乗個の全体拡散符号を2のM乗個の数字単位で分けた複数のサブグループからいずれか1つのサブグループを選択し、前記(M+1)ビットのデータ入力ビットに対して、前記選択された1つのサブグループに該当する2のM乗個の拡散符号及び前記2のM乗個の拡散符号をビット循環シフトした拡散符号からいずれか1つの拡散符号を選択して出力する周波数選択的スプレッダとを含むことが好ましい。] [0023] 前記周波数選択的スプレッダは、前記Mビットのデータ入力ビットに対応するインデックス値に該当する1つの拡散符号を選択し、前記1つの拡散符号及び前記1つの拡散符号をビット循環シフトした拡散符号から追加の1ビットを用いて選択して、伝送データビット数を増加させることが好ましい。] [0024] 一方、本発明の一実施形態による周波数選択的ベースバンドを使用する復調装置を利用した受信装置は、送信側からの伝送データからプリアンブルを検出してフレーム同期化を行うフレーム同期化部と、前記フレーム同期化によって前記伝送データからヘッダ及びデータ部分を分離して出力する逆多重化部と、前記分離されたヘッダを逆拡散させた後、ヘッダチェック数列(HCS)検査により前記データに関する制御情報を復元するヘッダ処理部と、周波数拡散に使用される2のN(Nは陽の整数)乗個の全体拡散符号を2のM(M<N、Mは陽の整数)乗個の数字単位で分けた複数のサブグループのうち変調時に使用された1つのサブグループに該当する拡散符号及び前記拡散符号をビット循環シフトした拡散符号と前記分離されたデータの相関値を計算して、前記相関値に基づいて前記伝送データの変調時に選択されたものであると判断される拡散符号のインデックス値を求め、対応する(M+1)ビットのパラレルデータをシリアルデータで出力する周波数選択的復調部と、前記シリアルデータを直交符号でデスクランブルするデスクランブル部と、前記デスクランブルされたデータを処理するデータ処理部とを含む。] [0025] 前記受信装置は、前記フレーム同期化を行う前に、前記伝送データに対して、ノイズ除去、信号増幅、クロック復元、及びデータ整列によるタイミング同期及び周波数オフセットを補償するアナログ処理部をさらに含むことが好ましい。] [0026] 前記周波数選択的復調部は、周波数拡散に使用される2のN乗個の全体拡散符号を2のM乗個の数字単位で分けた複数のサブグループのうち変調時に使用された1つのサブグループに該当する拡散符号及び前記拡散符号をビット循環シフトした拡散符号と前記伝送データの相関値を計算して、前記相関値が最も大きい値に該当する拡散符号を前記伝送データの変調時に選択された拡散符号として検出してインデックス値を求め、前記インデックス値に対応する(M+1)ビットのパラレルデータを出力する周波数選択的デスプレッダと、前記(M+1)ビットのパラレルデータをシリアルデータに変換して出力するパラレル−シリアル変換部とを含むことが好ましい。] 発明の効果 [0027] 本発明によると、デジタル通信でシリアル−パラレル変換、周波数選択的ベースバンド伝送、及び限られた数の周波数選択的拡散符号を用いることにより、システム全体のプロセスゲインを改善するとともに、外部雑音に強く、伝送データレートを効率的に増加させるという効果がある。] [0028] また、本発明によると、使用者が所望の周波数帯域の拡散符号のみを選択して使用する周波数選択的ベースバンド伝送方式を用いることにより、アナログ送受信端の複雑度を最小化し、デジタル通信システム全体の消費電力を減少させるという効果がある。] 図面の簡単な説明 [0029] 本発明の一実施形態による人体通信用周波数選択的ベースバンドと、周波数別の人体内伝達信号電力、人体外放射電力、及び人体周辺の雑音電力との関係を示すグラフである。 本発明の一実施形態による周波数選択的ベースバンドを使用する人体通信システムの構成図である。 本発明の一実施形態による64ビットのウォルシュ符号のサブグループを示す例示図である。 本発明の一実施形態による64ビットのウォルシュ符号のサブグループを示す例示図である。 本発明の一実施形態による64ビットのウォルシュ符号のサブグループを示す例示図である。 本発明の一実施形態による64ビットのウォルシュ符号のサブグループを示す例示図である。 本発明の一実施形態によるデータ伝送レートを改善した人体通信用周波数選択的スプレッダの構成図である。 本発明の一実施形態による周波数選択的スプレッダのビットエラーレート電算実験結果を示すグラフである。] 実施例 [0030] 以下、添付図面を参照して、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が本発明を容易に実施できるように、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。ただし、本発明の好ましい実施形態の動作原理を詳細に説明するにあたって、関連の公知機能又は構成に関する具体的な説明が本発明の要旨を不明にする場合は、その詳細な説明を省略する。] [0031] なお、図面全体にわたって類似の機能及び作用を果たす部分には同一の符号を付す。] [0032] 本発明による周波数選択的ベースバンドを使用する変復調装置及びこれを利用した送受信装置は、デジタル通信システム、特に人体を媒質とする人体通信システムに適用可能であり、本発明ではこれを対象として説明する。] [0033] 図1は、本発明による人体通信用周波数選択的ベースバンドと、周波数別の人体内伝達信号電力、人体外放射電力、及び人体周辺の雑音電力との関係を示すグラフである。] 図1 [0034] 図1に示すように、人体通信に使用される周波数帯域0〜40MHzでは、人体内に伝達される信号の電力11が人体外に放射される信号の電力12より優勢であるが、40MHz以上になると、人体外放射電力12が人体内伝達電力11より大きくなることが分かる。] 図1 [0035] また、様々な測定場所で引き起こされる干渉信号を測定した結果を足して5MHzで平均して求めた雑音電力13は、0〜5MHzの周波数帯域で信号電力より大きいことが分かる。] [0036] よって、本発明においては、雑音電力が最も大きい0〜5MHzの区間と40MHz以上の区間を除いた、5〜40MHzの限られた周波数帯域内でデータ伝送を行うための周波数選択的ベースバンドを使用する。] [0037] ここで、周波数選択的ベースバンドとは、データのプロセスゲインのために使用される全ての拡散符号のうち、使用者が所望の周波数帯域で最も優勢な周波数特性を有する拡散符号のみを使用することにより、アナログ送受信部の構成が簡単になるベースバンド伝送を行うとともに、所望の周波数帯域とプロセスゲインを同時に得ることのできる、新しい伝送方式技術をいう。] [0038] 一実施形態として、本発明は、図1に示す周波数帯域の選択のために、拡散符号として64個のウォルシュ符号を使用する。64個のウォルシュ符号は、0〜16MHzの周波数帯域を64個に分割したものであり、順次最も優勢な周波数(fd)が均一に分布する特性がある。] 図1 [0039] このとき、64個のウォルシュ符号を4つのサブグループに分け、最も大きい周波数帯域を使用するウォルシュ符号のサブグループを選択することにより、所望の周波数帯域を使用する周波数選択的ベースバンド伝送を行うことができる。] [0040] また、本発明においては、ウォルシュ符号のインデックスにオフセットを与えてサブグループの選択を可能にする。例えば、サブグループ3を選択(fs0=1、fs1=1に固定)し、かつ前記オフセットが1、すなわち図7の減算器2182の値が−1である場合、選択されるウォルシュ符号のインデックスは62〜47となる。] 図7 [0041] 前述の周波数選択拡散符号は、前記64ビットで構成されたウォルシュ符号に限定されるものではなく、2のN(Nは陽の整数)乗個のビット数を有するウォルシュ符号であればよい。] [0042] 図2は、本発明の一実施形態による周波数選択的ベースバンドを使用する変復調装置を利用した送受信装置を適用した人体通信システムの構成図である。] 図2 [0043] 図2に示すように、人体通信システムは、人体通信MAC処理部1、人体通信物理層モデム2、人体通信アナログ処理部3、信号電極4、及び接地電極5から構成される。ここで、人体通信物理層モデム2及び人体通信アナログ処理部3は、本発明による周波数選択的ベースバンドを使用する変復調装置を利用した送受信装置を実現した一実施形態である。] 図2 [0044] 人体通信MAC処理部1のMAC送信処理器11は、上位層からのデータとデータに関する制御情報を処理して人体通信物理層モデム2の送信器21に伝達する役割を果たし、人体通信MAC処理部1のMAC受信処理器12は、人体通信物理層モデム2の受信器22から受信したデータとデータに関する制御情報を処理して上位層に伝達する役割を果たす。] [0045] 人体通信物理層モデム2は、周波数選択的ベースバンドを使用する変復調部を利用した送信器21及び受信器22からなる。] [0046] 送信器21は、プリアンブル生成器211、ヘッダ生成器212、データ生成器215、HCS生成器213、スプレッダ214、スクランブラ216、シリアル−パラレル変換器(S2P)217及び周波数選択的スプレッダ218を含む変調部、並びに多重化器219から構成される。] [0047] プリアンブル生成器211は、全ての使用者が知っている初期値にセットされて一定の長さのプリアンブルを生成する。] [0048] スプレッダ214は、プリアンブル生成器211で生成されたプリアンブルの入力を受けて所定の拡散符号で拡散する。] [0049] ヘッダ生成器212は、人体通信MAC処理部1から伝送されるデータに関する制御情報(伝送速度、変調方式、使用者ID、データ長)の入力を受けて所定のヘッダフォーマットでヘッダを構成する。] [0050] そして、HCS生成器213は、前記ヘッダフォーマットで構成されたヘッダに対して、ヘッダチェック数列(HCS)を生成する。その後、スプレッダ214は、HCS生成器213で生成されたヘッダチェック数列を所定の拡散符号で拡散する。] [0051] データ生成器215は、MAC送信処理器11から伝送されたデータの入力を受けて所望の時間にデータを出力する。] [0052] 使用者IDにより初期化されたスクランブラ216は、直交符号を出力し、この直交符号はデータ生成器215の出力とXORされてデータスクランブルが行われる。] [0053] シリアル−パラレル変換器217は、64個で構成されたウォルシュ符号を使用すると仮定すると、スクランブルされたデータの入力を受けて5ビットシリアル−パラレル変換を行う。] [0054] 前記シリアル−パラレル変換の結果で、本発明で使用される周波数帯域は1/5に減少し、これは、同じ周波数帯域内でより多くのデータを伝送できるようにしたり、同じ周波数帯域内でより大きな拡散符号利得を有することで高品質のデータを伝送できるようにするという利点を有する。] [0055] 周波数選択的スプレッダ218は、シリアル−パラレル変換器217の出力5ビットをパラレルに受け取り、1ビットの周波数選択的拡散符号に変調して伝送データを出力する。] [0056] 多重化器219は、フレーム構成に合わせてプリアンブル、ヘッダ、及び変調された伝送データを出力する。信号電極4は、多重化器219から出力されたプリアンブル、ヘッダ、及び伝送データを、人体通信アナログ処理部3の送信/受信スイッチ31を介して受け取り、これを人体を媒質として伝送する。そして、接地電極5は、人体通信物理層モデム2の送受信器21、22の接地と同じ基準線電位を有する。] [0057] 従って、本発明で提案する周波数選択的スプレッダの使用により、所望の周波数帯域を使用するベースバンド伝送が可能になり、出力ビットも1ビットであってデジタル直接伝送が可能になる。それだけでなく、デジタル−アナログ変換器、中間周波数変換器などの別途のアナログ送信部の処理を行うことなく、送信/受信スイッチ31及び信号電極4を経て人体内へのデータ伝送を行うことができる。] [0058] 次に、人体通信物理層モデム2の受信器22の動作を説明する。ここで、受信器22は送信器21で用いた周波数選択制御ビット及びオフセット入力値を予め知っていると仮定する。] [0059] 信号電極4に入力された受信信号は、送信/受信スイッチ31を経て、雑音除去フィルタ32により人体内伝送時に付加された雑音が除去された後、増幅器33により所望の大きさの信号に増幅される。] [0060] 増幅された受信信号は、CDR(Clock Recovery & Data Retiming)34に入力され、受信信号と受信端クロックとのタイミング同期及び周波数オフセットが補償される。CDR34の出力、すなわちタイミング同期及び周波数オフセットが補償された受信信号は、人体通信物理層モデム2の受信器22に入力される。] [0061] まず、フレーム同期前には、受信器22に入力された受信信号がフレーム同期部229に入力され、フレーム同期部229は、プリアンブルを使用してフレーム同期化を行う。] [0062] フレーム同期部229によりフレーム同期が取られると、受信器22の逆多重化器221は、受信信号からヘッダ部分とデータ部分を分離して出力する。] [0063] 逆多重化器221の出力のうち、ヘッダ部分は、デスプレッダ222、HCS検査器223を経て、ヘッダ処理器224で受信信号データの制御情報が抽出され、MAC受信処理器12に伝送される。] [0064] 逆多重化器221の出力のうち、データ部分は、周波数選択的ベースバンドを使用する復調部に入力される。前記復調部は、周波数選択的デスプレッダ225及びパラレル−シリアル変換器(P2S)226からなる。] [0065] 逆多重化器221のデータ出力を受け取った周波数選択的デスプレッダ225は、64個の拡散符号のうち送信器21で周波数選択的に使用された16個の拡散符号と1ビット循環シフトされた16個の拡散符号をさらに使用した拡散符号、すなわち32個のウォルシュ符号に対して、相関器(図示せず)を利用してそれぞれ相関値を計算した後、最も大きい相関値に対応する拡散符号のインデックス値に該当する5ビットのデータビットを出力する。ここで、周波数選択的デスプレッダ225では、入力される32個のウォルシュ符号に対して、相関値を用いるのではなく、最大尤度復号(ML(Maximum Likelihood) detection)方法などを用いることができ、具体的な説明は省略する。] [0066] 出力された5ビットは、パラレル−シリアル変換器(P2S)226に入力されてシリアル変換された後、デスクランブラ227に入力される。次に、シリアル変換された出力は、ヘッダから抽出された使用者IDにより初期化された直交符号発生器(図示せず)から出力される直交符号でデスクランブルされる。デスクランブルされた受信データは、データ処理器228に入力されて処理された後、MAC受信処理器12に伝送される。] [0067] 図3〜図6は、本発明の一実施形態による64ビットのウォルシュ符号のサブグループ0〜3をそれぞれ示す構成図である。] 図3 図4 図5 図6 [0068] 図3〜図6に示すように、本発明は、拡散符号として64個のウォルシュ符号を使用し、これを4つのサブグループに分けた場合、サブグループ0はW0〜W15、サブグループ1はW16〜W31、サブグループ2はW32〜W47、サブグループ3はW48〜W63、それぞれ16個のウォルシュ符号を有する。] 図3 図4 図5 図6 [0069] ここで、W0〜W63の64個のウォルシュ符号は、使用周波数帯域を正確に64個に分割し、各ウォルシュ符号の最も優勢な周波数(fd)が分割された周波数に順次マッピングされる特徴がある。] [0070] 例えば、ウォルシュ符号全体の拡散周波数帯域を16MHzと仮定した場合、1つのウォルシュ符号の最も優勢な周波数(fd)の間隔は16MHz/64であって、250KHzである。] [0071] 従って、W0のfdは0Hz、W1のfdは250KHz、W48のfdは12MHz、W63のfdは15.75MHzである。] [0072] 本発明では、サブグループ3(W48〜W63)を選択して、全体16MHzの帯域のうち12〜15.75MHzの最も優勢な周波数(fd)を有するウォルシュ符号を使用する。] [0073] 図7は、図2に示す本発明の一実施形態による周波数選択的スプレッダの詳細構成図である。] 図2 図7 [0074] 本発明による周波数選択的スプレッダ218は、(M+1)ビットのデータ入力ビットの入力を受け、2のN(Nは陽の整数)乗個の全体拡散符号を2のM(M<N、Mは陽の整数)乗個の数字単位で分けた複数のサブグループのいずれか1つのサブグループを、(N−M)ビットの周波数選択制御ビット及びオフセット入力ビットを用いて選択し、周波数拡散に使用する。そして、本発明では、N=6、M=4、拡散符号として64個のウォルシュ符号を使用する場合を仮定して説明する。] [0075] 図7に示すように、周波数選択的スプレッダ218は、6ビットカウンタ2181を有し、入力として、2ビットの周波数選択制御ビットfs1、fs0、下位5ビットのデータ入力ビットb4、b3、b2、b1、b0を有し、出力として、1ビットのFS_DOUTを有する。] 図7 [0076] ここで、2ビットの周波数選択制御ビットfs1、fs0は、選択されるサブグループによって異なる値にセットされる。例えば、サブグループ1は周波数選択制御ビットfs1、fs0が0、1にセットされ、サブグループ2は周波数選択制御ビットfs1、fs0が1、0にセットされ、サブグループ3は周波数選択制御ビットfs1、fs0が1、1にセットされる。] [0077] また、周波数選択的スプレッダ218は、減算器2182を使用してウォルシュ符号インデックスの選択にオフセットを与えることができる。すなわち、オフセット入力値により、減算器2182の出力値は、fs1fs0b4b3b2b1(2)−オフセット入力値=fs1’fs0’b4’b3’b2’b1’(2)となる。] [0078] 具体的には、2ビットの周波数選択制御ビットfs1、fs0とオフセット入力値(最大4ビット)を変えて出力値(fs1’fs0’b4’b3’b2’b1’(2))又は前記出力値の範囲を調整することができ、前記出力値によってウォルシュ符号を選択することができる。選択されたウォルシュ符号は最も優勢な周波数帯域を有するため、使用者所望の周波数帯域が選択される。] [0079] また、周波数選択的スプレッダ218は、グレーインデックスのための5つのXOR論理回路2183、2184、2185、2186、2187と、6ビットカウンタ2181の出力であるC5〜C0、周波数選択制御ビットの最上位ビットfs1、及び5つのXOR論理回路の出力ビットをそれぞれ入力とする6つのAND論理回路2189、2190、2191、2192、2193、2194と、6つのAND論理回路の出力をXORするためのXOR論理回路2195とから構成される。] [0080] 図6に示すサブグループ3(W48〜W63)の16個のウォルシュ符号を選択して使用する場合を仮定すると、周波数選択的スプレッダ218では、6ビットの入力のうち2ビットの周波数選択制御ビットfs1、fs0が「11」値に固定され、ウォルシュ符号インデックスにオフセットを与えることのできる減算器2182の値は0となる。すなわち、W48〜W63の16個のウォルシュ符号が出力される。] 図6 [0081] よって、最終的にXOR論理回路2195の出力生成式は次の通りである。] [0082] 出力生成式=(fs1’ and C0) xor [(fs1’ xor fs0’ and C1] xor [(fs0’ xor b4’ and C2] xor [(b4’ xor b3’ and C3] xor [(b3’ xor b2’ and C4] xor [(b2’ xor b1’ and C5]] [0083] XOR論理回路2195から出力されたウォルシュ符号と前記ウォルシュ符号を1ビット循環シフトするビット循環遅延器2196を通過したウォルシュ符号は、さらに伝送される入力データビットb0により値が決定されるMUX2197を通過する。] [0084] ここで、FS_DOUTとして選択可能な拡散符号は32個となる。従って、本発明の一実施形態による周波数選択的スプレッダ218は、既存の方式より25%の伝送レートゲインを得る。] [0085] 図8は、本発明の一実施形態による周波数選択的スプレッダのビットエラーレート電算実験結果を示すグラフである。] 図8 [0086] 図6に示すサブグループ3(W48〜W63)の16個のウォルシュ符号を選択して使用する場合を仮定すると、周波数選択的スプレッダ218では、6ビットの入力のうち2ビットの周波数選択制御ビットfs1、fs0が「11」値に固定され、ウォルシュ符号インデックスにオフセットを与えることのできる減算器2182の値は0となる。] 図6 [0087] 図8を参照すると、円(A)及び三角形(C)で示す線は、既存の16個のウォルシュ符号を使用して4ビットシリアル−パラレル変換した場合を示し、ひし形(B)及び四角形(D)で示す線は、本発明による循環シフトされた16個のウォルシュ符号をさらに使用して5ビットシリアル−パラレル変換した場合を示す。] 図8 [0088] AとCはハイパスフィルタを使用した場合であり、BとDはフィルタを使用しない場合である。] [0089] つまり、本発明による周波数選択的スプレッダ218は、25%のデータ伝送レートが増加するのに対して、ビットエラーレート10e−5で約1dBの性能劣化が発生するだけである。ここで、装置が動作するSNRはSNR_avgが0のときである。] [0090] 以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲は、これに限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲で定義している本発明の基本概念を用いた当業者の様々な変形及び改良形態も本発明の権利範囲に属するものである。]
权利要求:
請求項1 N(Nは陽の整数)ビットの入力データを出力するNビットカウンタと、M(M<N、Mは陽の整数)ビットのデータ入力ビット、(N−M)ビットの周波数選択制御ビット、及びオフセット入力ビットの入力を受けて所望の周波数帯域を選択する減算器と、前記(N−M)ビットの周波数選択制御ビットと前記Mビットのデータ入力ビットをグレーインデックスするための(N−1)個の第1論理和演算器(XOR)と、前記Nビットカウンタの出力、前記(N−M)ビットの周波数選択制御ビット、及び前記(N−1)個の第1論理和演算器(XOR)の出力ビットを論理積(AND)演算するためのN個の論理積演算器(AND)と、前記N個の論理積演算器(AND)の出力を論理和(XOR)演算するための第2論理和演算器(XOR)と、前記第2論理和演算器(XOR)の出力をビット循環シフトするビット循環遅延器と、前記第2論理和演算器(XOR)の出力又は前記ビット循環シフトされた前記第2論理和演算器(XOR)の出力のいずれか一方を選択して出力するMUXとを含むことを特徴とする伝送データレートが向上した周波数選択的スプレッダ。 請求項2 前記周波数選択的スプレッダは、(M+1)ビットのデータ入力ビットの入力を受けることを特徴とする請求項1に記載の伝送データレートが向上した周波数選択的スプレッダ。 請求項3 前記ビット循環遅延器は、前記第2論理和演算器(XOR)の出力である2のN乗個の拡散符号に対してそれぞれビット循環シフトを行って、伝送データビット数を増加させることを特徴とする請求項1に記載の伝送データレートが向上した周波数選択的スプレッダ。 請求項4 前記MUXは、前記(M+1)ビットのデータ入力ビットのうち追加の1ビットの入力ビットにより、前記第2論理和演算器(XOR)の出力及び前記ビット循環遅延器の出力のいずれか一方を選択することを特徴とする請求項2に記載の伝送データレートが向上した周波数選択的スプレッダ。 請求項5 提供されるシリアルデータを(M+1)ビットのデータ入力ビットにパラレル変換して出力するシリアル−パラレル変換部と、周波数拡散に使用される2のN(Nは陽の整数)乗個の全体拡散符号を2のM(M<N、Mは陽の整数)乗個の数字単位で分けた複数のサブグループからいずれか1つのサブグループを選択し、前記Mビットのデータ入力ビットに対して、前記1つのサブグループに該当する2のM乗個の拡散符号及び前記2のM乗個の拡散符号をビット循環シフトした拡散符号からいずれか1つの拡散符号を選択して出力する周波数選択的スプレッダとを含むことを特徴とする周波数選択的ベースバンドを使用する変調装置。 請求項6 前記周波数選択的スプレッダは、前記Mビットのデータ入力ビットに対応するインデックス値に該当する1つの拡散符号を選択し、前記1つの拡散符号及び前記1つの拡散符号をビット循環シフトした拡散符号から追加の1ビットを用いて選択して、伝送データビット数を増加させることを特徴とする請求項5に記載の周波数選択的ベースバンドを使用する変調装置。 請求項7 前記周波数選択的スプレッダは、前記選択された1つのサブグループに該当する2のM乗個の拡散符号のインデックスに入力パラメータでオフセットを与え、拡散される全体周波数帯域から所望の周波数帯域のみを選択することを特徴とする請求項5に記載の周波数選択的ベースバンドを使用する変調装置。 請求項8 前記周波数選択的スプレッダは、Nビットの入力データを出力するNビットカウンタと、Mビットのデータ入力ビット、(N−M)ビットの周波数選択制御ビット、及びオフセット入力ビットの入力を受けて所望の周波数帯域を選択する減算器と、前記(N−M)ビットの周波数選択制御ビットと前記Mビットのデータ入力ビットをグレーインデックスするための(N−1)個の第1論理和演算器(XOR)と、前記Nビットカウンタの出力、前記(N−M)ビットの周波数選択制御ビット、及び前記(N−1)個の第1論理和演算器(XOR)の出力ビットを論理積(AND)演算するためのN個の論理積演算器(AND)と、前記N個の論理積演算器(AND)の出力を論理和(XOR)演算するための第2論理和演算器(XOR)と、前記第2論理和演算器(XOR)の出力を1ビット循環シフトするビット循環遅延器と、前記第2論理和演算器(XOR)の出力又は前記1ビット循環シフトされた前記第2論理和演算器(XOR)の出力のいずれか一方を選択して出力するMUXとを含むことを特徴とする請求項5に記載の周波数選択的ベースバンドを使用する変調装置。 請求項9 前記MUXは、前記(M+1)ビットのデータ入力ビットのうち追加の1ビットの入力ビットにより出力ビットを選択して、伝送データビット数を増加させることを特徴とする請求項8に記載の周波数選択的ベースバンドを使用する変調装置。 請求項10 送信側で変調された伝送データを受信した場合、周波数拡散に使用される2のN(Nは陽の整数)乗個の全体拡散符号を2のM(M<N、Mは陽の整数)乗個の数字単位で分けた複数のサブグループのうち変調時に使用された1つのサブグループに該当する拡散符号及び前記拡散符号をビット循環シフトした拡散符号と前記伝送データの相関値を計算して、前記伝送データの変調時に選択された拡散符号を検出してインデックス値を求め、前記インデックス値に対応する(M+1)ビットのパラレルデータを出力する周波数選択的デスプレッダと、前記(M+1)ビットのパラレルデータをシリアルデータに変換するパラレル−シリアル変換部とを含むことを特徴とする周波数選択的ベースバンドを使用する復調装置。 請求項11 前記周波数選択的デスプレッダは、前記(M+1)ビットのパラレルデータとして、前記相関値が最も大きい値に対応する拡散符号に該当するインデックス値を出力することを特徴とする請求項10に記載の周波数選択的ベースバンドを使用する復調装置。 請求項12 フレーム同期のためのプリアンブル及び伝送するデータに関する制御情報からなるヘッダを生成するプリアンブル及びヘッダ生成部と、前記伝送するデータをシリアルデータで出力するデータ生成部と、前記データ生成部から出力されたシリアルデータをスクランブルするスクランブル部と、周波数拡散に使用される2のN(Nは陽の整数)乗個の全体拡散符号を2のM(M<N、Mは陽の整数)乗個の数字単位で分けた複数のサブグループから使用する1つのサブグループを選択し、前記選択された1つのサブグループの2のM乗個の拡散符号及び前記2のM乗個の拡散符号をビット循環シフトした拡散符号からいずれか1つの拡散符号を選択して出力する周波数選択的変調部と、前記生成されたプリアンブル、ヘッダ、及び前記選択された1つの拡散符号をデジタル信号に多重化して伝送する多重化部とを含むことを特徴とする周波数選択的ベースバンドを使用する変調装置を利用した送信装置。 請求項13 前記プリアンブル及びヘッダ生成部は、フレーム同期の取得のために設定された初期値にセットされて一定の長さのプリアンブルを生成するプリアンブル生成器と、前記伝送するデータに関する制御情報を所定のヘッダフォーマットにしてヘッダを構成するヘッダ生成器と、前記ヘッダフォーマットで構成されたデータをヘッダチェック数列(HCS)に生成するHCS生成器と、前記生成されたプリアンブル及びヘッダを拡散させるスプレッダとを含むことを特徴とする請求項12に記載の周波数選択的ベースバンドを使用する変調装置を利用した送信装置。 請求項14 前記周波数変調部は、前記データ生成部から出力されるシリアルデータを(M+1)ビットのデータ入力ビットにパラレル変換して出力するシリアル−パラレル変換部と、周波数拡散に使用される2のN乗個の全体拡散符号を2のM乗個の数字単位で分けた複数のサブグループからいずれか1つのサブグループを選択し、前記(M+1)ビットのデータ入力ビットに対して、前記選択された1つのサブグループに該当する2のM乗個の拡散符号及び前記2のM乗個の拡散符号をビット循環シフトした拡散符号からいずれか1つの拡散符号を選択して出力する周波数選択的スプレッダとを含むことを特徴とする請求項12に記載の周波数選択的ベースバンドを使用する変調装置を利用した送信装置。 請求項15 前記周波数選択的スプレッダは、前記Mビットのデータ入力ビットに対応するインデックス値に該当する1つの拡散符号を選択し、前記1つの拡散符号及び前記1つの拡散符号をビット循環シフトした拡散符号から追加の1ビットを用いて選択して、伝送データビット数を増加させることを特徴とする請求項14に記載の周波数選択的ベースバンドを使用する変調装置を利用した送信装置。 請求項16 送信側からの伝送データからプリアンブルを検出してフレーム同期化を行うフレーム同期化部と、前記フレーム同期化によって前記伝送データからヘッダ及びデータ部分を分離して出力する逆多重化部と、前記分離されたヘッダを逆拡散させた後、ヘッダチェック数列(HCS)検査により前記データに関する制御情報を復元するヘッダ処理部と、周波数拡散に使用される2のN(Nは陽の整数)乗個の全体拡散符号を2のM(M<N、Mは陽の整数)乗個の数字単位で分けた複数のサブグループのうち変調時に使用された1つのサブグループに該当する拡散符号及び前記拡散符号をビット循環シフトした拡散符号と前記分離されたデータの相関値を計算して、前記相関値に基づいて前記伝送データの変調時に選択されたものであると判断される拡散符号のインデックス値を求め、対応する(M+1)ビットのパラレルデータをシリアルデータで出力する周波数選択的復調部と、前記シリアルデータを直交符号でデスクランブルするデスクランブル部と、前記デスクランブルされたデータを処理するデータ処理部とを含むことを特徴とする周波数選択的ベースバンドを使用する復調装置を利用した受信装置。 請求項17 前記フレーム同期化を行う前に、前記伝送データに対して、ノイズ除去、信号増幅、クロック復元、及びデータ整列によるタイミング同期及び周波数オフセットを補償するアナログ処理部をさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の周波数選択的ベースバンドを使用する復調装置を利用した受信装置。 請求項18 前記周波数選択的復調部は、周波数拡散に使用される2のN乗個の全体拡散符号を2のM乗個の数字単位で分けた複数のサブグループのうち変調時に使用された1つのサブグループに該当する拡散符号及び前記拡散符号をビット循環シフトした拡散符号と前記伝送データの相関値を計算して、前記相関値が最も大きい値に該当する拡散符号を前記伝送データの変調時に選択された拡散符号として検出してインデックス値を求め、前記インデックス値に対応する(M+1)ビットのパラレルデータを出力する周波数選択的デスプレッダと、前記(M+1)ビットのパラレルデータをシリアルデータに変換して出力するパラレル−シリアル変換部とを含むことを特徴とする請求項16に記載の周波数選択的ベースバンドを使用する復調装置を利用した受信装置。
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引用文献:
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